詩ことば日記 はじめての詩を、やさしくつづる場所
「ことば日記」は、詩を書くことが初めての人でも気軽に楽しめる、やさしいブログです。特別な技術や難しいルールは必要ありません。日常で感じた小さな喜びや、心にふと浮かんだ思いを、素直にことばにしてみるだけで、それはもう立派な詩になります。このブログでは、そんな「小さな気持ち」を大切にしながら、肩の力を抜いて詩をつづっています。読む方にも、自分の感情や思い出を重ねながら、ほっとできるひとときを過ごしていただければ嬉しいです。初心者の方が「自分も書いてみたい」と思えるような、シンプルで温かい雰囲気を大切にしています。詩は心を映す小さな鏡。日々の気づきをことばに変えて、いっしょに「ことばの日記」を育てていきませんか。
2026年6月30日火曜日
五七五と三十一音の小径 俳句・短歌・川柳で綴る日々の彩り: 梅雨の夜や 優勝目指す 侍よ
サッカーワールドカップ ブラジルVS日本を見て詩を 創りました。
谷川俊太郎・宮沢賢治になったつもりでかいてみよう。
「進歩」
子どものころ
わが家にテレビはなかった
夕暮れになると
近所の家へ走る
プロレス中継
力道山だったのか
ジャイアント馬場だったのか
そんなことより
ひとつの白黒テレビを囲み
大勢が笑い
驚き
歓声をあげていた
あれから何十年
真夜中になれば
地球の裏側で戦う
日本とブラジルの
ワールドカップを
家にいながら
生中継で見ることができる
人類は
こんなにも遠くまで来た
そして
日本サッカーも
遠くまで歩いてきた
ワールドカップに
出場するだけで夢だった
予選で勝てず
一点が遠く
涙した大会もあった
それでも
一歩ずつ
一歩ずつ
今大会は
一勝二分けで決勝トーナメントへ
昨日できなかったことが
今日はできるようになる
進歩とは
派手に跳ぶことではなく
昨日より
少し前へ進むこと
子どものころ
近所で見た
あの小さな白黒テレビは
未来へ続く
最初のスクリーンだった
そして私は
次は
日本が世界一になる日を
テレビの前で
静かに待っている
2026年1月29日木曜日
こんなの詩になるかな(練習してみた)
コメントでなにか書いてください。
こんなの詩になるかな(練習してみた)
ガソリンが3円あがった。
でも車ないから気が楽だね
かっめん2個を現金を盗んだ
高齢者が逮捕された。
「お金がなかった」
なら飯が食えるところ行くな
それとも食べなくて済むようになるか
92歳の高齢者が高速道路で
はねられた なんでか
高齢者が生きるのがいやになる
これでいいのか弱い物は生きられない
強いものが生き残る戦国殺し合いと
変わらない
🏆【快挙】麻布中2・小笠原快君が最優秀賞!「あなたにあいたくて生まれてきた詩」コンクール受賞✨
「第16回 あなたにあいたくて生まれてきた詩コンクール」(北九州市主催)において、
**中学生の部・宗左近賞(最優秀賞)**を受賞しました
2026/01/29 15:00
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**麻布中学校・麻布高等学校(東京都港区)に通う小笠原快(おがさわら・かい)君
(中学2年)**が、小中学生を対象とした
🎖 「第16回 あなたにあいたくて生まれてきた詩コンクール」(北九州市主催)において、
**中学生の部・宗左近賞(最優秀賞)**を受賞しました 👏✨
受賞作品は 「理科室について」。
🌅 誰もいない朝の理科室を舞台に、静けさと清々しさが丁寧な言葉で描かれ、読む人の
心にそっと残る作品となっています。
作品の全文や選考理由などの詳細は こちら からご覧いただけます 📖✨
📱 中学受験サポートアプリはこちら
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2026年1月22日木曜日
詩の書き方アドバイスをしてください
どうしたら詩になるかアドバイスをください。
「午後から散歩に出た。いつものことになつてきたのであるが、最強寒波が来ているため風がつよく
寒い。頬が凍えるように風が突き当たる。 道路わきの畑では、おじいさんとおばあさんが立ち話
をしている。邪魔することもなく通り過ぎて、その近くでは草刈り機で草を刈るお兄さんに見える。
畑仕事も機械化が進んでいるのがわかる。 少し前までは、釜で草を刈ったりして、その場で人つ
けて燃やしていたものであった。それが火事の多発で禁止されているのが現在の状況となっている。
散歩は自分のためにしかならないが、こうした仕事が社会の役に立つのでやりがいもありそうです
。散歩している人も良くみかけるののだが、いわゆるシニアが多いののも現在社会の事情という
ことなのであろう。」
とてもよい素材です。観察・季節感・社会へのまなざしがすでに詩的です。ここから「詩」に近づけるための指導を、①全体の考え方、②具体的な改善点
、③例文、の順でお伝えします。
① 詩として考えるときの基本
今の文章は「随筆(エッセイ)」に近い構造です。
詩にするには、次の3点を意識すると効果的です。
1. 説明を減らし、感じさせる
「〜なのである」「〜ということなのであろう」と説明してしまうと詩から離れます
代わりに「情景・感覚」を置いて、読者に考えさせます
2. 言葉を削る
詩は削るほど強くなります
同じ意味の言葉、論理的な補足は思い切って削除します
3. 視点を一つに絞る
「散歩」「寒さ」「畑」「機械化」「社会問題」と話題が広がっています
詩では 一本の芯(たとえば“寒波の中の人の営み”) にまとめるとよいです
② 具体的な改善ポイント(文章を見ながら)
● 冒頭部分
午後から散歩に出た。いつものことになつてきたのであるが、
👉 詩では「事情説明」を削る
→ いきなり情景から入る
✏️例
「午後の道に出る
最強寒波の風が――」
● 寒さの表現
風が津陽手寒い。頬が凍えるように風が突き当たる。
👉 「冷たい」「寒い」は一つで十分
👉 「つよい」(「非常に」「強烈に」など)
✏️改善案
「頬を打つ風
氷の刃のように」
● 畑の場面
おじいさんとおばあさんが立ち話をしている。
👉 とても良い観察
👉 ただし「説明せず」映像で
✏️改善案
「畑の端で
白い息を交わす二人」
● 機械化・社会批評の部分
機械化が進んでいるのがわかる
火事の多発で禁止されている
👉 詩では説明的すぎる
👉 背景は「暗示」にとどめる
✏️改善案
「草刈り機の音だけが
冬の畑に残る」
● 最後のまとめ
社会の役に立つのでやりがいもありそうです
現在社会の事情ということなのであろう
👉 詩では結論を書かない
👉 読者に余韻を残す
✏️改善案
「歩く足音のほかに
今日も
畑は働いている」
③ 詩として書き直した一例(参考)
※これは「正解」ではなく「一つの形」です。
寒波の午後
午後の道に出る
頬を打つ風は
氷の刃
畑の端で
白い息を交わす二人
言葉は聞こえず
ただ立っている
少し先
草刈り機の唸り
冬の空気を切り裂く
歩くのは
自分のためだけ
それでも
人の手は
今日も土に向かっている
④ 次の練習課題(おすすめ)
「説明文を全部消して」詩を書いてみる
「寒い」「社会」「やりがい」などの言葉を一切使わない
行数は 10行以内
2025年10月27日月曜日
喜び、苦しみ、希望、問い——どの方向から描きたいかを決めます
◆ 詩を書く前に考えるポイント
自分にとって「生きる」とは何かを考える
喜び、苦しみ、希望、問い——どの方向から描きたいかを決めます。
例:闘いとしての生、静かに流れる生、人とのつながりとしての生
感情の軸を決める
「不安 → 受容」「孤独 → 光」「絶望 → 希望」など
詩は「心の動き」を描くことで読者の共感を生みます。
日常の具体的な描写を使う
ただ哲学的に語るより、「風」「朝」「手」「鼓動」のような具体物を書くと伝わりやすくなります。
◆ 詩の構成のヒント
自由詩の場合でも、流れを意識すると書きやすくなります。
段階 | 内容例 |
導入 | 生きることへの疑問・問いかけ |
展開 | 日常や心の揺れを描く |
転機 | 気づきや小さな救い |
結び | 余韻を残すメッセージ |
◆ 表現のコツ
言い切らない(余白を残す)
比喩表現を使う(例:「希望は胸の奥で眠る小さな灯」)
リズムを作る(行の長短、繰り返し表現など)
言葉を削る(シンプルな言葉の方が詩は響く)
◆ 試例
生きるとは
風のように進むことではない
立ち止まり 傷つき
それでも まだ
どこかへ向かおうとすることだ
詩案1(優しい・希望)
生きることは
光を探すことではなく
少しずつ
自分の中に灯していくこと
詩案2(感情寄り・希望)
泣いていた日々も
胸の奥でまだ息をしている
あの日の夢を
諦めきれずにいるから
詩案3(繊細・静かな希望)
傷つくたび
心は少しずつ薄くなるけれど
それでもまだ
誰かを想う場所が残っている
詩案4(繊細 + あたたかさ + 希望)
誰かの言葉が
心にそっと触れるときがある
それだけで 世界はまだ
生きていける場所になる
改稿案(推敲版)
ときどき
誰かの言葉が
心に静かに触れることがある
それだけで 世界はまだ
優しくなれると思える
改稿案(詩的・美しい表現へ)
ときどき ふと
誰かの言葉が
胸の奥に降り積もることがある
ひとひらの温もりが
世界を静かに灯していく
現状の詩
ときどき ふと
誰かの言葉が
胸の奥に降り積もることがある
ひとひらの温もりが
世界を静かに灯していく
完成詩(短詩)
優しさの行方
ときどき ふと
誰かの言葉が
胸の奥に降り積もることがある
ひとひらの温もりが
世界を静かに灯していく
優しさの行方
ときどき ふと
誰かの言葉が
胸の奥に降り積もることがある
ひとひらの温もりが
世界を静かに灯していく
朗読用 Ver.
優しさの行方
ときどき ふと――
誰かの言葉が
胸の奥へ 降り積もっていくことがある
静かに
音もなく
ただ そっと
ひとひらの温もりが
世界を
灯していく
朗読用 Ver.(静かな表現)
優しさの行方
ときどき ふと
誰かの言葉が
胸の奥に そっと降りてくることがある
声もなく
急がず
ただ 静かに
そのひとひらの温もりは
世界のどこかを
やわらかく 灯している
朗読用 最終調整案
優しさの行方
ときおり ふと
誰かの言葉が
胸の奥へ 静かに沈んでいくことがある
音もなく
形もなく
ただ やわらかに
その ひとひらの温もりは
世界のどこかで
そっと 灯をともしている
朗読用・完成版
優しさの行方
ときおり ふと
誰かの言葉が
胸の奥へ 静かに沈んでいくことがある
音もなく
形もなく
ただ やわらかに
その ひとひらの温もりは
世界のどこかで
今も 灯をともしている
